すず

内藤鈴

自然豊かな高知の田舎で生まれ育った内気で自分に自信のない女子高校生。歌うことが大好きだったが、幼い頃、母親を事故で亡くしてから人前では歌を歌えなくなる。

ベル

ベルはすずのAs

突然、仮想世界<U>に出現した美貌の歌姫。誰もが「自分のために歌ってくれている」と感じる不思議な歌声で、瞬く間に圧倒的な人気を得る。
中村佳穂
1992年生まれ、京都出身のミュージシャン。
20歳から本格的に音楽活動をスタートし、音楽その物の様な存在がウワサを呼ぶ。
ソロ、デュオ、バンド、様々な形態で、その音楽性を拡張させ続けている。
ひとつとして同じ演奏はない。見るたびに新しい発見があるその姿は、
今後も国内外問わず、共鳴の輪を広げていく。

2018年11月アルバム『AINOU』を発表。
2019年7・8・9月に配信シングルをリリース、その3曲を収録したCD(特製紙ジャケット仕様)を発表。
2019年7月FUJI ROCK FESTIVAL フィールド・オブ・ヘブン出演、同年12月新木場スタジオコーストにて自主企画「うたのげんざいち2019」を開催する等、数々の公演を行っている。
2021年6月2日、1年9ヶ月ぶりに待望の新曲「アイミル」を配信限定リリース。

しのぶくん

久武忍

すずの幼なじみ。バスケ部で活躍し、そのクールな雰囲気も相まって女子から絶大な人気を集めている。何かとすずを気にかける。
成田凌
1993年11月22日生まれ、埼玉県出身。14年に、初出演したドラマ「FLASHBACK」(CX)で主演を務める他、大ヒットアニメーション作品『君の名は。』(16年/新海誠監督)に声優として参加するほか、『キセキ -あの日のソビト-』(17年/兼重淳監督)、『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(18年/西浦正記監督)などに出演。2019年には、第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。その後、映画初主演を飾った『カツベン!』(19年/周防正行監督)、『愛がなんだ』(19年/今泉力哉監督)、『窮鼠はチーズの夢を見る』(20年/行定勲監督)、『まともじゃないのは君も一緒』(21年/前田弘二監督)、『くれなずめ』(21年/松居大悟監督)など話題作への出演作が相次ぐ。

カミシン

千頭慎次郎

カヌー部をひとりで立ち上げインターハイを目指す熱血男子。そのアツさゆえに、周囲からちょっとだけ浮いている。
染谷将太
1992年9月3日生まれ、東京都出身。映画『STACY』(01年/友松直之監督)でデビュー。『パンドラの匣』(09年/冨永昌敬監督)で長編映画初主演を務める。その後、『ヒミズ』(12年/園子温監督)で、ベネチア国際映画祭のマルチェロ・マストロヤンニ賞(最優秀新人俳優賞)を日本人で初めて受賞。その後、細田守監督のアニメーション作品の『おおかみこどもの雨と雪』(12年)や『バケモノの子』(15年)に声優として出演するほか、『WOODJOB!』(14年/矢口史靖監督)、『さよなら歌舞伎町』(15年/廣木隆一監督)、『バクマン。』(15年/大根仁監督)など話題作に数多く出演。『寄生獣』2部作(14年・15年/山崎貴監督)やチェン・カイコー監督の日中合作映画『空海 -KU-KAI-美しき王妃の謎』(17年)では主演を務め、その存在感と確かな演技力で多くの人の心をつかんで離さない俳優の一人。

ルカちゃん

渡辺瑠果

吹奏楽部でアルトサックスを吹く、モデルのような容姿の女子。学内のみんなから好かれる明るい太陽みたいな存在。
玉城ティナ
1997年10月8日生まれ、沖縄県出身。「ミスiD2013」で初代グランプリに輝き、14歳で講談社「ViVi」の最年少専属モデルとなる。2014年、TBSドラマNEO「ダークシステム恋の王座決定戦」(犬童一心監督)で女優デビュー。その後は、『PとJK』(17年/廣木隆一監督)、初主演映画『私にXXしなさい!』(18年/山本透監督)が公開するほか、『Diner ダイナー』(19年/蜷川実花監督)、『悪の華』(19年/井口昇監督)、『地獄少女』(19年/白石晃士監督)などの作品で、その演技と存在感が話題となるほか、第44回報知映画賞新人賞を受賞。2020年には、『AI崩壊』(入江悠監督)が公開するほか、モデル、女優業のみならず、ラジオや情報番組のパーソナリティーを務めるなど、幅広い分野で活躍を広げる。

ヒロちゃん

別役弘香

すずの親友で良き理解者。ネットを使いこなす毒舌メガネ女子。すずを<U>の世界へと誘い、ベルとしてプロデュースする。すず=ベルの正体を唯一知るキーパーソン。
幾田りら
2000年9月25日生まれ、東京都出身。幼い頃から音楽に触れ、シンガーソングライターへの道を志す。小学6年生からギター弾き語りで作詞作曲を始め、中学3年から本格的に活動をスタート。2017年には、アコースティック・セッション・ユニット「ぷらそにか」に参加。その後、2019年には、ボカロPとしても活動するコンポーザーのAyaseと共に「小説を音楽にする」ユニット「YOASOBI」を結成し、ikura名義でボーカルを担当。デビュー曲の「夜に駆ける」は、YouTube再生回数2億回突破。今年2月に幾田りら名義でリリースした最新曲「Answer」が、東京海上日動あんしん生命CMソングに起用。本格的な演技は、今回が初となる。

合唱隊

高知の過疎化が進む地区で活動している女声合唱隊の人たち。すずが小さい頃からその面倒を見ている。

吉谷さん
漁師として働きながら、すずを見守る合唱隊のリーダー。
喜多さん
合唱隊の一員で、愛情深くすずを見守る。酒店を営む。
奥本さん
すずを見守る合唱隊の一員、自作農家。
中井さん
すずを見守る合唱隊の一員、医者。
畑中さん
すずを見守る合唱隊の一員、職業は大学講師。
  • 森山良子
    1967年「この広い野原いっぱい」でデビュー。その後、ミリオンセラー「禁じられた恋」をはじめ、「涙そうそう」「さとうきび畑」など、数々のヒット曲を生み出す。2008年には、「紫綬褒章」受章するなど、名実ともに日本のトップシンガーである。また歌手活動以外にも『思い出のマーニー』(14年)では声優を務めるなど、幅広いフィールドで活躍している。
  • 清水ミチコ
    学生時代よりラジオ『オールナイトニッポン』、雑誌『ビックリハウス』等に投稿をしていたことから、1983年にラジオ番組の構成作家を始める。翌年からはテレビCMの声のキャラクターを務め始める他、1987年フジテレビ系『笑っていいとも!』ではレギュラー出演。バラエティ豊かなモノマネが人気を博し、テレビ、ラジオ、エッセイ、ライブと幅広い分野で活躍。毎年の日本武道館公演も恒例となっている。
  • 坂本冬美
    1967年3月30日生まれ。1987年「あばれ太鼓」でデビュー。数々の新人賞を受賞。翌88年「祝い酒」でNHK紅白歌合戦初出場。代表作には「夜桜お七」「また君に恋してる」等が有り、忌野清志郎と細野晴臣とHISを結成する等、ジャンルを越えた活動をする。2020年11月には桑田佳祐書下ろしによる「ブッダのように私は死んだ」をリリース。日本を代表する女性演歌歌手のひとりである。
  • 岩崎良美
    6月15日生まれ。1980年2月に「赤と黒」で歌手デビュー。「あなた色のマノン」で日本レコード大賞をはじめとする数々の新人賞を獲得し、NHK紅白歌合戦に初出場。1985年には、20枚目シングル「タッチ」が大ヒットを記録。日本レコード大賞金賞、日本アニメグランプリ等を受賞。歌だけでなくドラマにも多数出演し、現在はNHKEテレ「おさるのジョージ」の主題歌・ナレーションを担当しており、活動の幅を広げている。
  • 中尾幸世
    1974年、TVドラマ「夢の島少女」(NHK、作・演出 佐々木昭一郎)に主演。美術大学在学中に主演した「四季・ユートピアノ」(1980年、イタリア賞グランプリ)にてテレビ大賞新人女優賞を受賞。「川の流れはバイオリンの音」(1981年)などのNHK-TV 作品「川 3部作」にて、主人公のピアノ調律師A子を演じる。広告代理店にてデザイナーとして勤務する傍らラジオドラマにも主演。声と音楽との「あやなすひびき」をテーマに、1989年より朗読活動を行っている。
すずの父
すずと2人、高知の田舎町で暮らしている。母親を失ったすずとうまくコミュニケーションが取れず、どこか距離感がある。
役所広司
1956年1月1日生まれ、長崎県出身。近年も数々の話題作に出演。19年『孤狼の血』(18年)において、3度目の日本アカデミー賞・最優秀主演男優賞受賞、また第13回アジア・フィルム・アワードにおいて最優秀主演男優賞、特別賞をダブル受賞。20年の『すばらしき世界』(21年)では、シカゴ国際映画祭で2度目の最優秀演技賞を受賞、22年は『峠 最後のサムライ』が公開予定。細田守監督作品では『バケモノの子』(15年)、『未来のミライ』(18年)に出演。アジアを代表する俳優の一人として活躍している。
<U>の世界で大勢から忌み嫌われている、竜の姿をした凶暴な謎の存在。
国籍年齢性別その他一切の情報が明かされていない。
佐藤健
1989年3月21日生まれ、埼玉県出身。
2007年、TV「仮面ライダー電王」で初主演。ドラマ「ROOKIES ルーキーズ」(08年)で注目を集め、大河ドラマ「龍馬伝」(10年)、「天皇の料理番」(15年)などに出演。主演を務めた映画『るろうに剣心』3部作(12年、14年/大友啓史監督)は興行収入125億円を超える大ヒットを記録し、幅広い層から不動の人気を獲得。近年の出演作は、映画『バクマン。』(15年/大根仁監督)、『世界から猫が消えたなら』(16年/永井聡監督)、『何者』(16年/三浦大輔監督)、『ひとよ』(19年/白石和彌監督)、『るろうに剣心 最終章』2部作(21年/大友啓史監督)、連続テレビ小説「半分、青い。」(18)、ドラマ「恋はつづくよどこまでも」(20年)など、待機作に、『護られなかった者たちへ』(21年10月1日公開予定)がある。

<U>ユー

この世の知性を司る5人の賢者「Voices」によって創造された究極の仮想世界。
全世界で登録アカウント50億人を突破してなお拡大を続ける史上最大のインターネット空間。
ボディシェアリング機能を有しており、<U>の世界ではその人の隠された能力を無理やり引っ張り出すことができる。

<As>アズ

“もうひとりの自分”と呼ばれる、<U>における自分の分身。スキャンした生体情報から自動生成が行われ、デバイスが常時本人の生体情報と連動している。
Asを2つ所持することは不可能。